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前回までの日記
鼻炎と私 第1回 「それぞれの意見、そして」
鼻炎と私 第2回 「決断した男、迫り来る恐怖」
鼻炎と私 第3回 「電メスに襲われる」
さて眠れぬ夜を数えて(1日)、
術後一日が経過するわけですが鼻詰まりは依然酷い。
処方された点鼻薬は意地になって使わなかったのですが
あまりの苦しさに日曜の朝に噴射!
分かってはいましたが、すこぶる快調に鼻は通ります。
しかし「鼻詰まりの原因になるのであまり使わないでください」
という薬剤師さんの言いつけを守るべく、一日は4回までと自分で決めました。
この日以降かなり酷い鼻詰まりの時間(大多数)と点鼻薬が効いている快調な時間(短い)を
何度も繰り返しました。
基本的には鼻が詰まりつつ、どろどろして血が混じった鼻水がたくさん出ます(術後1〜3日目)
それをズビズビかみますが、純正の鼻水では無いためか鼻が荒れません。
術後3日目以降は傷治り汁(きっといい言葉が他にあるとは分かっていますが。
瘡蓋とかになるあの透明な汁です)がたくさん出て、鼻の内部がカピカピになります。
ちょっと大きめな血の塊が鼻水に混じります。
傷直り汁が鼻ではなく、喉のほうに流れているのが感覚で分かります。
時々痰の塊がからみます。
この間痛みはありません。とにかくひたすら鼻詰まりが苦しいです。
術後一週間目の土曜日、大きく鼻をかむと血の塊のゼリー状の物体が左鼻から出てきました。
なんともグロテスクでブヨブヨの塊を「気持ちわりい」なんつっていじって遊んでいると
いつの間にか左の鼻が完璧に通っている!
これが恐らくカサブタかなと。直径2センチくらいはありました。
翌日曜日(術後8日目)、通院。
病状を説明して鼻を覗かれると順調とのこと。
まだカサブタが出ていない右鼻に吸引機を入れて塊を吸い出します。
これちょっと痛いです。
そして右からも塊が出ると・・・
完璧に両鼻が通ってる!
こんなことならもっと早くやっておくべきでしたね。
先「あと一週間は様子を見る。恐らくもう一度カサブタを取ることになるだろう」
筆「ありがとうございます!ちなみに自転車通勤してもいいですか?」
先「鼻の粘膜が荒れているのでもう少し自重されたほうがよいです」
筆「お酒は・・・」
先「あまりオススメしませんが、少しでしたら(苦笑」
治療費が約3000円、薬が1000円程度でした。
さっそくビールで祝杯をあげましたが
1本でかなり酔ってしまいました。
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前回までの日記
鼻炎と私 第1回 「それぞれの意見、そして」
鼻炎と私 第2回 「決断した男、迫り来る恐怖」
ついにアルゴンプラズマ療法施術の予約をし逃げられなくなった筆者。
術前2日から酒もタバコも絶ちました(お、今日で一週間ですね)。
禊を終えて準備万端、土曜日の世田谷通りを飛ばしました。
残暑厳しかったこの日、混雑する道に難儀しながら病院に着くと
前回同様20分程度待ち。ドラクエのレベルを上げました。
ついに声が掛かって診察室に呼ばれます、
先「体調は悪くないですか?」
筆「万全です」
先「血液検査の結果も悪くなかったので、さっそく始めましょう」
筆「わかりました」
ということで施術開始!
筆「まず麻酔をしましょう。ガーゼを入れて一回目は5分、二回目は20分程度待ちます」
と、これでもかと鼻に麻酔薬の染み込んだガーゼを詰め込まれます。
鼻の穴ってすごい容量ですね。
二回の麻酔が終わると鼻の奥となぜか前歯の感覚がなくなります。
先「前歯の感覚が変ですか?でしたら大丈夫です。効いています
じゃあ頭を後ろにつけてください」
と言われたのちに、カメラと電極?のような細い棒が鼻に差し込まれます。
ちなみに先生側と筆者側の両方に20inchくらいのディスプレイがあり
鼻の奥で起こっていることがバッチリと見えます。
僕のは粘膜はピンクで美しかったです。
先「はいじゃあ右鼻始めます。ちょっと焦げ臭いですよ」
とディスプレイを見ると、電極のような棒に触れた部分がみるみる焦げ付き、
鼻の中に焦げ臭い臭いが充満します。
先「いいですね。はい順調です。痛くないですか?」
色々と話掛けてもらえるので退屈しません。
右鼻の痛みはほぼありませんでした。臭いだけです。
その間恐らく2、3分ですね。
先「はい終わりました。じゃあ左に行きましょう」
ちょっと左鼻の麻酔の効きが悪い気がしたのですが
案の定ちょっとだけチクッと痛みがありました。
先「ああ、ごめんなさい。もう少しですからね。あ、ちょっと頬っぺたに響きますよ」
筆「ああああ」
そう、電気を利用した施術なので箇所によっては他の骨に響きます。
この時は頬骨に響いてびっくりしました。
先「はい、ちょっと歯に響きますよ。ごめんなさい」
筆「ああああ」
歯に電流が!一瞬ですがこれも驚きました。痛みは無いです。
先「はい終了です。お疲れ様でした」
まったくと言っていいほど痛みはありませんでしたが
緊張して背中が汗でびしょびしょになってました。あと手にすごい力入ってた。
ヘタレですね。
先「今日はお風呂に入らないでください。明日からは大丈夫です。
麻酔が効いているのでしばらくご飯は食べないでください。
お薬を出しますので飲んでください。次回一週間くらい後に様子を見ましょう」
てな感じで終了。
施術代は約7000円、その後処方された薬が2000円くらいでした。
薬は錠剤が3種と点鼻薬です。
施術直後は麻酔の違和感と鼻の奥の遠くのほうに鈍痛があります。
鼻は通っています。
それから数時間は透明かつ血が混じった汁が断続的に出ます。
収まってくると本格的は鼻詰まりが起こり、その後完璧に塞がります。
この日の夜は点鼻薬を使わなかったのでかなり地獄でした。
ほとんど眠れずに朝を迎えました。
初日は点鼻薬抜きだとかなり辛いですね。
翌日以降は次回に。
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鼻炎と私 第1回 「それぞれの意見、そして」
うだうだと調べた結果、女房に尻を叩かれて決意を固めた筆者は
成城にある某クリニックのドアを叩いたのでした。
※この病院は必ず予約したほうが良いです。
フリで行ったお客さんは「1時間以上待ちます」なんて言われます。
もっとも、予約しても15分から30分くらいのバッファは覚悟したほうが良いです。
耳鼻科って混んでるね。
待合室で鼻をほじること十数分、筆者が呼ばれました。
先生は非常に若く、看護婦さんは皆大きなマスクをしているので表情を伺えません。
先「どうしました?」
筆「鼻が詰まって仕方ありません」
先「アレルギーテストはしたことありますか?」
筆「あります※」
※先日テストした結果、ハウスダストに顕著なアレルギー反応が見られました。
あとは猫が少々。
先「お薬は使っていますか?」
筆「ナザールを売るほど」
先「じゃあ鼻の中を見てみましょうか。顔を上げてください」
と先生、細い管のようなものを2本鼻に突っ込みます。
筆「っつ。(そんな奥まで入れたら壊れちゃう)」
先「はい、いいですよ」
なんつって内部調査は終了。細い管はカメラになっていてディスプレイにその写真が表示されます。
先「ここ、下鼻甲介と言うんですが、ここが非常に腫れています。
これはナザールのやりすぎもあると思います。」
筆「はい(うへえ)」
先「あと結構重い鼻中隔彎曲症http://www5b.biglobe.ne.jp/~yakugaku/Bityuu1.htmlですね。鼻の穴の中が曲がっています」
先「根本的な治療を目指すならこの彎曲症を直さないといけません。
これは2週間程度の入院を要する手術です。
当院では施術できないので、他の病院をご紹介させていただくことになります」
筆「ちょっとそんなに会社は休めないので難しいです」
先「それではアルゴンプラズマという方法で粘膜を焼いて活性を無くす方法があります。
これは個人差はありますが数ヶ月〜1年程度は効果が持続する施術です。
粘膜が再生したらまた手術を受ける必要が出てきます。金額は保険適応で6000円くらいです」
筆「ではそれでお願いします」
先「わかりました。では血液検査をして問題なければ、次の時に施術をしましょう」
なんて感じで診察が終わり、あとは血抜きと蒸気的なものを当てて終了しました。
費用は5000円くらいだったと思います。
これにアレルギーテストを行ったら、もう少し金額が増えると思います。
というわけでビビッていた割には、するっと決めてしまいました。
鼻中隔彎曲症の手術はもっと怖いですね。
次回はいよいよ手術です。